「高齢出産の子どもは可哀想」という言葉を見かけることがあります。
私は高齢出産で生まれました。そして今、私自身も高齢出産で子どもを産みました。
当事者として感じていることを書いてみます。
SNSでこんな言葉を見かけた。
「高齢出産で生まれた子どもは可哀想。」
少し、胸がちくっとした。
私は、父が45歳、母が39歳のときに生まれた末っ子だからだ。
正直に言うと、
出産は若いほうがいいとは思っている。
体力もいるし、
リスクの話もあるし、
将来のことを考えるとその方が安心だとも思う。
でも。
「可哀想」と決めつけられると、
なんとなく引っかかる。
それはきっと、
過去の私も
両親も
今の私も
そして私の子どもまで
全部まとめて否定されたような気がしたからだ。
高齢出産にもいろんな形がある
高齢出産と一言で言っても、
実はいろんなパターンがある。
晩婚で授かった第一子。
上の子が大きくなってから生まれた末っ子。
同じ「高齢出産」という言葉でも、
家庭の状況や空気はまったく違う。
私は後者だった。
兄は14歳上と12歳上、
姉は16歳上。
私が生まれた頃、
両親はすでに子育てのベテランだった。
経済的にも少し落ち着いていて、
家のローンに追われていた時期とは違った。
私は
「最初の子ども」ではなく
「最後に生まれた子ども」だった。
だから感じ方も少し違うのだと思う。
親が年上でも恥ずかしいと思ったことはない
小さい頃、母が言ったことがある。
「こんなに歳をとったお母さんでごめんね。」
私は一度もそう思ったことがなかった。
でもそのときは、
どう返していいのかわからなくて
何も言えなかった。
子どもだった私は、
「そんなことないよ」と言う言葉をまだ持っていなかった。
ただ、なんとなく思っていた。
一緒にいられる時間は、
他の家庭より短いかもしれない。
だから
早く自立した姿を見せたい。
安心させたい。
それは重荷というより、
ちょっとした覚悟のようなものだった。
そして今、私は高齢出産をした
私は38歳で下の子を産んだ。
医学的には高齢出産に入る。
結婚が遅かったから、
もし選べるなら
もっと若い方がよかったと思う気持ちもある。
でも。
だからといって、
私の子どもが可哀想だとは思わない。
私自身が
可哀想じゃなかったから。
両親は今も元気でいてくれている。
それだけで十分ありがたい。
親の年齢より大事なもの
高齢出産には現実もある。
里帰りや孫の世話など、
若い親ほど頼れないこともあるかもしれない。
でも私は思う。
親の年齢よりも、
「どんな時間を過ごしたか」
その方が、ずっと大きい。
若く産むメリットはある。
高齢出産の大変さもある。
それでも、
親の年齢だけで
子どもの人生の価値は決まらない。
私はちゃんと愛されて育った。
だから、
私の子どももきっと大丈夫だと思っている。
そう信じて、今日も育てている。
まとめ
- 高齢出産にはメリットもデメリットもある
- 家庭の状況によって子どもの感じ方は違う
- 親の年齢よりも、どんな時間を過ごしたかが大事
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